プレイスタイルとは?タイト・ルース・アグレッシブ・パッシブの4タイプ
プレイスタイルは、参加する手の数(タイトかルースか)と、参加後に自分から賭けるか(アグレッシブかパッシブか)で分けたプレイヤーのタイプ。4つのタイプの特徴と相手別の戦い方、はじめに目指したいタイプを解説します。
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プレイスタイルとは、プレイヤーの打ち方の傾向を、二つのものさしで分けたタイプのことです。 一つは参加する手の数(タイトかルースか)、もう一つは参加したあとの動き方(アグレッシブかパッシブか)。この二つを掛け合わせれば、タイプは四つに分かれます。テーブルで相手のタイプが分かれば、同じ手札でも、賭けるか降りるか、どれだけ賭けるかの答えが変わってきます。
二つのものさし
| ものさし | 一方 | もう一方 |
|---|---|---|
| どれくらいの手で参加するか | タイト:参加する手が少ない | ルース:参加する手が多い |
| 参加したあと、どう動くか | アグレッシブ:自分から賭けたり上げたりする | パッシブ:コールが多く、自分からはあまり賭けない |
タイトとルースの差は、数にするとよく分かります。慎重な人がいちばん前の席からレイズする手は70通りで、配られる手の約5%。たくさんの手で参加する人がボタンからレイズする手は、配られる手の3分の1以上です。席の違いもありますが、人によってレンジの広さがこれほど違うということです。数え方はハンドレンジで説明しています。
四つのタイプ

タイト・アグレッシブ
参加する手を選び、入ったら自分から強気に賭けます。降りるべきときは降り、勝負するときは主導権を握るタイプです。
ルース・アグレッシブ
たくさんの手で参加し、どんどん賭けて上げます。相手にとっては読みにくく、やっかいな相手です。これが極端になった人は「マニアック」と呼ばれます。
タイト・パッシブ(ロック)
手を選んで参加するのに、入ってからもコールが中心です。めったに動かないので、岩という意味の「ロック」と呼ばれます。
ルース・パッシブ(コーリング・ステーション)
多くの手で入ってきて、どんな賭けにもついてきます。コールばかりする人という意味で「コーリング・ステーション」と呼ばれます。
例:同じ場面でも、相手のタイプで打ち方を変える
ポット900点の場面で、何もない手で450点のブラフを打つとします。元が取れるのは 450 ÷(900+450)で、3回に1回相手が降りてくれれば十分です。
- 相手がロックなら:降りることの多い相手なので、3回に1回以上降りてくれる見込みは高く、ブラフが通りやすい相手です。
- 相手がコーリング・ステーションなら:ほとんど降りないので、3回に1回も降りてくれません。ブラフはやめます。
コーリング・ステーションには、強い手を持ったときに大きく賭けます。たとえば、ポット1,200点のリバーで、エースのキッカーがついたキングのペアを持っているとき。ふつうの相手ならポットの半分の600点くらいが払ってもらいやすい額ですが、何でもコールする相手なら、もっと大きく賭けても払ってもらえます。これがバリューベットの考え方です。
相手のタイプ別の戦い方

- タイト・アグレッシブ:強いベットは素直に信じます。自分があとから動ける席で勝負します。
- ルース・アグレッシブ:強い手で待ち構えて、向こうに賭けさせます。ブラフも多いので、コールは広めにします。
- ロック:賭けてきたらたいてい強いので降ります。その代わり、ブラインドは積極的に取りにいきます(スチール)。
- コーリング・ステーション:ブラフはせず、強い手で大きく賭けます。
はじめはタイト・アグレッシブを目指す
はじめのうちは、タイト・アグレッシブがおすすめです。手を選ぶので難しい場面に入ることが少なく、強い手で参加するので、そもそも負けにくくなります。さらに自分から賭けることで、相手が降りても勝ち、勝負になっても勝てる、という二つの勝ち方が手に入ります。
自分がどう見られているかも使えます。慎重な人だと思われていればブラフは通りやすい反面、強い手を持ったときにコールをもらいにくくなります。何でも参加する人だと思われているなら、損得はちょうど反対です。上手な人は見られ方に合わせて途中で打ち方を変えるので、相手のタイプも一度決めたら終わりにせず、見直し続けます。
よくある質問
いちばん強いプレイスタイルはどれですか?
どのタイプにも得意なところと弱いところがあり、相手や場面で変わります。はじめのうちは、難しい場面が少なく安定しやすいタイト・アグレッシブがおすすめです。
相手のタイプは、どうやって見分けますか?
何回か続けて、どれくらいの頻度で参加しているか、参加したあと自分から賭けるかコールが多いかを見ます。読みの手がかりとしての使い方はリーディングで説明しています。
ルースに打つのは悪いことですか?
悪いことではありません。あとから動ける席では、参加する手を広げるのがふつうです。どの席でも、どんな手でも参加してしまうのが問題です。
まとめ
- プレイスタイルは「参加する手の多さ」と「自分から賭けるかどうか」の二軸で、四つのタイプに分けられる。
- タイト・パッシブはロック、ルース・パッシブはコーリング・ステーションと呼ばれる。
- ロックのベットには素直に降り、そのぶんブラインドを狙う。コーリング・ステーションには、ブラフより強い手での大きなベットが効く。
- はじめはタイト・アグレッシブがおすすめ。
- 自分の見られ方も戦い方に使い、相手のタイプは見直し続ける。

