中級

ブラフとバリューの比率:リバーで混ぜてよいブラフの量

リバーで強い手とブラフだけをベットするとき、ブラフをどれだけ混ぜれば相手は読み切れないのか。ベット額で決まる比率と、その理由を計算で解説します。

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リバー(最後の場札)では、もう新しいカードは来ません。ベットする手は、ほぼ「確実に勝てる強い手(バリュー)」か「勝ち目のない手(ブラフ)」に分かれます。このとき、ブラフをどれだけ混ぜるのが最適かは、ベット額だけで決まります。

計算式

ベットする手のうちブラフの割合 = ベット ÷(ポット + ベット × 2)

これは、コールする側の必要勝率と同じ式です。

例:ポット100にポットサイズ(100)をベットする場合、100÷300=33.3%。ベットする手の3分の1をブラフ、3分の2を強い手にします。強い手2つにつきブラフ1つです。

なぜこの比率なのか

相手がコールすると、100を払って、こちらがブラフなら300(ポット100+こちらのベット100+自分のコール100)を受け取ります。相手に必要な勝率は 100÷300=33.3% です。

  • ブラフが33.3%より多い:相手は毎回コールすれば得をする。
  • ブラフが33.3%より少ない:相手は毎回降りれば得をする(こちらの強い手が払ってもらえない)。
  • ちょうど33.3%:相手はコールしてもフォールドしても同じ。読み合いで負けません。

ベット額ごとの早見表

ポットを100としたとき、ベットする手のうちブラフの割合と、強い手:ブラフの比です。

  • 1/4(25):16.7%(5:1)
  • 1/3(33):20.0%(4:1)
  • 1/2(50):25.0%(3:1)
  • 2/3(67):28.6%(2.5:1)
  • 3/4(75):30.0%(2.33:1)
  • ポット(100):33.3%(2:1)
  • 1.5倍(150):37.5%(1.67:1)
  • 2倍(200):40.0%(1.5:1)

大きくベットするほど、ブラフを多く混ぜられます。そのかわり、相手は降りやすくなります。

使うときの注意

  • この比率は、リバーで「強い手かブラフか」にはっきり分かれる場合の目安です。フロップやターンでは、ブラフにもまだ逆転の可能性があるので、もっと多くブラフを混ぜるのがふつうです。
  • 相手がコールしすぎるなら、ブラフを減らして強い手で大きく賭けるほうが得です。相手が降りすぎるなら、ブラフを増やします。

練習問題の「ブラフの割合」で、毎回ちがう金額で計算できます。