ポーカーには、いろんな種類がある。 配り方が変わると、ゲームも変わる。 Poker Tokyoの文字入りカバー。

ポーカーの種類をやさしく比較|ホールデム・オマハ・ドロー・スタッド

ポーカーはひとつのルールの名前ではありません。代表的な4種類を、手札の枚数・共通カード・交換の有無で比較し、ホールデムとの違いを整理します。

「ポーカー」は、さまざまなルールを含むカードゲームの総称です。日本でよく思い浮かべる、5枚の手札を交換する遊びもポーカー。Poker Tokyoで扱う、手札2枚と共通の場札を使うテキサスホールデムもポーカーです。

種類を見分けるときは、何枚配られるか、共通カードがあるか、交換できるかの3点に注目すると整理しやすくなります。ここでは、強い5枚の役を競う代表的なルールを紹介します。

配られ方で見る、代表的な4種類

代表的な4種類の比較。ホールデムは手札2枚と場札5枚から任意の5枚、4枚オマハは手札2枚と場札3枚を必ず使用。ドローは交換、スタッドは個別の表裏カードが特徴。
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テキサスホールデムとオマハは、テーブルに全員が使える共通カードが開く仲間です。ファイブカードドローは、自分の手札の一部を交換します。セブンカードスタッドは、各プレイヤーに裏向きと表向きのカードが配られます。

同じ役の名前を使っていても、5枚をどう選ぶかが違います。ここを取り違えると、見た目はフラッシュなのに成立していない、といったことが起こります。

テキサスホールデム:手札2枚と共通の5枚

各プレイヤーに、自分だけが見られる手札が2枚配られます。共通の場札は最大5枚。合計7枚から、最も強くなる5枚を自由に選ぶのが基本です。手札は2枚とも使っても、1枚だけでも、1枚も使わなくても構いません。

手札の交換はありません。場札が増えるたびに、自分の役と、相手が作れそうな役を考えます。共通カードを使うため、同じ場札から両者がどう違う5枚を作るかが重要になります。

たとえば、場札の5枚だけで最強の役ができれば、自分の手札を使わないこともあります。ただし、誰かの手札でそれより強い5枚が作れるなら、その人が勝ちます。「ボードに役がある=必ず引き分け」ではありません。

Poker Tokyoの練習は、このホールデムを土台にしています。最初はこの1種類に絞って、1ハンドの流れを覚えると進みやすくなります。

オマハ:使う枚数は「手札2枚+場札3枚」

代表的な4枚オマハでは、手札が4枚配られ、共通の場札が最大5枚開きます。重要なのは、手札から必ず2枚、場札から必ず3枚を使うことです。9枚の中から好きな5枚を選ぶルールではありません。

例として、手札がA♥ K♣ Q♦ J♠、場札が2♥ 5♥ 8♥ 10♥ 3♣だったとします。ハートは合わせて5枚見えますが、手札にハートが1枚しかないため、オマハではフラッシュを作れません。手札から2枚を使う条件があるからです。

ホールデムで手札がA♥ K♣、場札が同じなら、A♥と場札のハート4枚でフラッシュを作れます。同じカードの見え方でも、採用ルールによって結果が変わる例です。

オマハには手札が5枚以上の種類や、強い役と条件を満たす低い役でポットを分ける種類もあります。「オマハ」と書かれていたら、手札枚数と勝敗の条件まで確認しましょう。

ファイブカードドロー:手札を交換する

最初に5枚の手札が配られ、ベットのラウンドを挟みながら、一部を捨てて新しいカードに交換します。一般的な1回交換の形式では、交換の前後に行動を選び、最後に残った人が5枚の役を比べます。

共通の場札は通常ありません。自分の5枚が役の材料です。交換する枚数は相手にもわかるため、行動だけでなく交換枚数も情報になります。ただし、それだけで相手の役を断定することはできません。

交換できる枚数や最初の強制的な支払いなどは、採用ルールによって異なります。家庭で覚えたルールと別の場所のルールが同じとは限りません。

セブンカードスタッド:見える情報が人ごとに違う

一般的なセブンカードスタッドでは、各プレイヤーに最大7枚が配られ、その中から最強の5枚を選びます。通常の進行では、最終的に表向き4枚、裏向き3枚になります。

ホールデムのように、全員が同じ5枚の場札を使う形ではありません。相手ごとに異なる表向きのカードが見えるので、どのカードが表に出たかも判断材料になります。デッキが不足する場合などの例外処理はありますが、入口では「個別に公開札を持つ」と覚えましょう。

ベット額や行動順にもホールデムとは違いがあります。種類を変えて遊ぶときは、役だけでなく、そのルールの進行を確認する必要があります。

「ノーリミット」は別の分類

ホールデムやオマハは、カードの配り方や役の作り方の分類です。一方、ノーリミット・ポットリミット・固定リミットは、いくらまでベットやレイズができるかの分類です。

  • ノーリミット:最小額などのルールを満たせば、自分の持ち点まで出せます。
  • ポットリミット:その時点のポットなどから計算される上限があります。
  • 固定リミット:段階ごとに決められた額でベットやレイズをします。

さらに、リングゲームやトーナメントは開催形式の分類です。「ノーリミット・ホールデムのトーナメント」のように、3つの分類を組み合わせて表します。

理解を確かめる

Q. 4枚オマハで、手札1枚と場札4枚を使ってよいですか?

A. 使えません。手札2枚と場札3枚を必ず使います。ホールデムと混同しないようにしましょう。

次は基本用語へ。学習全体は入門ガイドからたどれます。

ルール確認:Omaha、Seven Card Stud、Five Card Draw(PokerStars)。