GTOとエクスプロイトの使い分け
相手のクセを突く「エクスプロイト」と、読まれても負けない「GTO」。どちらが正しいかではなく、相手と状況で使い分けます。具体的な調整の例を紹介します。
エクスプロイト(exploit)は、相手のクセや弱点を突いて、GTOより多く勝とうとする打ち方です。GTOとエクスプロイトは対立するものではなく、使い分けるものです。
GTOが向いている場面
- 相手の情報がほとんどない(初めて対戦する、対戦回数が少ない)。
- 相手が強く、こちらのクセを突いてくる可能性が高い。
- どう打てばよいか迷ったときの基準がほしい。
エクスプロイトが向いている場面
相手に明らかな傾向があるときです。GTOを基準にして、相手のずれと逆の方向へ調整します。
- 降りすぎる相手:MDFより多く降りる相手には、ブラフを増やす。小さなベットでも多くの手が降りてくれます。
- コールしすぎる相手:ブラフを減らし、強い手で大きくベットする。弱い手でも払ってもらえます。
- めったにベットしない相手が大きくベット:強い手の割合が高いので、GTOの頻度より多く降りてよい。
- ブラフが多い相手:中くらいの手でもコールを増やす。
エクスプロイトの注意点
- 相手のクセを突くとき、こちらもGTOから外れるので、相手が気づけば逆に突かれます。相手が調整してきたら、GTOの基準に戻しましょう。
- 少ない回数の印象で判断しない。数ハンドの結果は運の影響が大きく、「いつもブラフしている」は思い込みのことがよくあります。
練習のしかた
Poker TokyoのAIライバルは、それぞれ打ち方の傾向が違います。AIライバルで、相手の傾向に合わせて自分の頻度を調整する練習ができます。GTOの基準となる数字は、練習問題で身につけましょう。


